あらすじ決断を迫られたスティアは、王族としての務めを果たすことを決める。 ――選んだ未来を信じて生きるしかない。 愛執を受け入れながら、芽吹き始める恋心に蓋をして、ただ一人を愛していく覚悟を決めた未来は、『愛』という絶望の枷と共に白き魔性と生きる選択だった。