あらすじ皇太子エンドリードによって恐怖政治が敷かれているライセイン帝国。諫言を行えば命が飛ぶ。だがこのままでは帝国は荒廃し、滅んでしまう。貴族や軍人、高官たちは焦りと絶望の中で日々思案をしていた。エンドリードの幼なじみであり腹心のルドレックのおかげで辛くも保たれている今。だが、悲劇の魔の手はそのルドレックさえも飲み込もうとしていた――。挿絵つき。