あらすじ神はダンジョンという試練を、そしてカードという祝福を人類に与えた。カード。それはデッキにセットするだけでステータスを上げ、装備を具現化し、スキルを発現する不可思議な力。そんなカードを武器にダンジョンへ挑む者をハンターと呼んだ。上杉ハガネは万年ランクEハンター。1人1枚授けられるユニークカードはハズレ能力。ハンターとしての素質を左右するデッキの枚数上限もたった1枚のみ。それでも病気がちな妹を養うため、日々命を懸けてダンジョンに潜り日銭を稼いでいた。しかしある日、ダンジョンに迷い込んだ少女を偶然にも救ったことをきっかけに、ある1枚のカードがドロップする。そのカードはハガネの持つ"ハズレ"ユニークカードと、"チート級"のシナジーを発揮して――!