希少な空間魔法を使用し、港の交易品の運び屋として生計を立てているエーナ。
ある夜、帰路についていた彼女の耳に、男性のうめき声が聞こえてきて――?
急ぎ足で向かうと、司祭服を纏った男性が木にもたれかかるように座っている。
どうやら意識が朦朧としており、頭に傷があるようだ。
このままにはしておけないと、エーナは訳ありらしき司祭を魔法空間に収納し帰宅することに。
ギルテスと名乗った司祭は、意識を取り戻すとエーナを巻き込まないようすぐに家から出ていこうとした。
しかし、空間魔法を人間に使用した際の副作用としてエーナの中にギルテスの何かが引き継がれてしまっているとのことで――。
受け取ったものが判明するまでの間、他愛もない会話をする二人だったが……。
刹那、身体に稲妻が走るような感覚と共にエーナはその場にしゃがみこんでしまう……!
なんと、ギルテスがエーナに落としたのは“強すぎる性欲”だった――!?
エーナは性欲を返すためギルテスの唇を奪うのだが、彼から与えられる深く淫らな快楽に呑まれてしまい――。