災害が起こってからでは遅い。
いますぐ、今日からはじめましょう。
何があっても、ずっと一緒にいるために。
東日本大震災から10年以上が経ちました。その間にも、熊本での地震や九州地方や関東地方を襲った豪雨、新型コロナウイルス感染症、そして今年元日の能登半島地震など、多くの災害、非常事態が私たちの暮らしをおびやかしています。
この先も、首都直下地震や南海トラフ地震をはじめ、大型台風による水害や新たな感染症なども懸念されており、心配は増えるばかりです。
もし、本当にそれらのことが自分と、一緒に暮らすねこに降りかかってきたら。
そう考えると、怖くなってしまうのではないでしょうか。
しかもねこ達を守る上で、私たちには大きな落とし穴が待ち構えています。
その代表的なものが「避難」です。
ねこは防災準備をすることはできません。あなたのねこが頼れるのはあなただけ。
私たちはねこ達にとって親のような存在です。
信頼に応えるためにも、しっかり準備すること。
そうしてはじめて、ねこと一緒に安心して暮らせるし、大切なねこ達を守っていけます。
この本を読めば、よくある防災への勘違いが解消され、「こんなはずではなかった」が無くなります。
とっつきにくかった防災の準備も、スッキリと分かります。
そしてあなたの不安は解消され、「自分のねこは、自分で守れる。ねこと一緒に非常時も乗り越えていける」という安心感が生まれてくることでしょう。