あらすじ社会が危険な方向に向かい始めたとき,次世代を育てる者はどう身を処すべきか.20世紀の新教育思想を身につけ,ナチス政権下で密かな抵抗を続けた一人の教師アドルフ・ライヒヴァインの生涯と実践の試みから私たちは何を学べるだろうか.暗い時代に輝き芽吹いた小さな村の学校の営みから,教育の不易の姿を描き出す.