まさか自分の子が不登校になるなんて・・・・・・その日は突然やってきます。昨日まで何の疑いもなく当たり前に行っていた学校に、突然行けなくなって、戸惑っているわが子を見ると、どうしていいのかわからなくなり、パニックになってしまいます。子どもが苦しんでいるのに、思ったように接することができなくてもどかしくなります。学校に行けない子どもたちが毎年すごい勢いで増え続けていますが、それは同時に、その子たちに向き合う親たちの数も増え続けているということです。子どもに何をするのが正解かどうかは、正直、子どもの未来でしか知ることはできません。だからこそ、まず向き合うべきは、今目の前にいる子どもの気持ちです。子どものためになることを、何でもいいからしてあげたい。それが親の願い。でも、この思いがうまく伝わらなくて、傷つけてしまったり、ケンカになってしまったり、誤解されてしまうことがあります。子どもの気持ちに寄り添い、向き合うことは、親の愛情をストレートに届けることにつながるんです。本書は、不登校、行き渋りなど、学校に行けない子どもの気持ちに寄り添い、その子にあったオリジナルの未来を見つけるまでの歩みを伴走する内容になっています。