新卒で入社した会社は、ゴリゴリの営業会社だった。月の残業時間は労基法ギリギリ、22歳にして限界社畜OL。それでも辞めなかったのは芦立先輩がいたから。大人しそうな見た目に反して、無茶苦茶な営業スタイルでクレームも多い5つ年上の問題児。「辞める時ちゃんと教えてね」「今井さんと一緒に飛ぼうかな 俺も」休憩中に、そんなことを冗談混じりに言う芦立先輩のことが、好きだった。私にもチャンスがあったり、なんて考えてた矢先…先輩に、処女ってバレた。商談後の社用車で、映画を観ながらサボってた時キスシーンに赤面していたらあっさりバレてしまった。「今井さんってさ 俺のこと好きでしょ」慣れた手つきで助手席のリクライニングを倒す先輩。さっきの映画みたいなキスして、耳を舐められて、それでーーいつもは意地悪な顔で笑って冗談を言ってる芦立先輩が今は、社用車で、私のクリを一生懸命しゃぶってる。そして…「家、来る?」その言葉に頷いた時から、芦立先輩という沼に浸かっていたーー…。※本作はぐりだそうむ、THE猥談の個人誌作品の電子書籍版となります。【21ページ】