大手システム開発会社に勤務する加原明日菜。
彼女は、「鬼上司」と呼ばれている営業部長・黒岩史也にひそかに片思いをしていた――。
だが、仕事上ではただの上司と部下。迷惑をかけないよう自分の気持ちを隠していたのだが……?
ある夜、仕事終わりに史也からバーに誘われてしまう明日菜。
バーでは普段決して見られない史也の笑顔にどきどきと心臓が高鳴っていく。
史也から仕事での頑張りを褒められたり、楽しく夢見心地な時間についついお酒が進んでしまい――。
翌朝、目が覚めて最初に視界に飛び込んできたのは、見知らぬ天井だった――!?
「……君が良ければだが、僕と恋人として交際してくれないか?」
史也とワンナイトしてしまった、と焦る明日菜に彼は責任を取ると言ってきて……?