※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。ATLAS望遠鏡(南アフリカ)と紫金山天文台(中国)が検出した彗星「C/2023 A3 (Tsuchinshan-ATLAS)」。2024年9月から10月にかけて最も明るい恒星に匹敵する明るさになり、肉眼での観察が可能になると言われています。さらに天文界以外でも大きな話題となった1997年のヘール・ボップ彗星や2007年のマクノート彗星同様、「大彗星」と呼ばれる可能性を秘めています。日本でここまで明るく見られる彗星はヘール・ボッブ彗星以来です。その当時と比べ、カメラはもちろんスマートフォンの普及によって撮影がより身近になりました。そこで本書では天文宇宙関係のイラスト、天体写真の仕事を中心に幅広く活躍中の沼澤茂美氏が、おすすめの撮影方法や撮影スポットを交えながら紫金山アトラス彗星の魅力を詳しく解説します。