心、人間関係、幸せ、お金、健康、時間など――。60歳から考え方を「デザイン」しなおせば、これからの人生が驚くほど上機嫌になる!フォロワー10万人超! 話題の70歳プロダクトデザイナーがはじめて語った、60歳から毎日を機嫌よく過ごすための生き方。「『いつも“今”が面白い』と感じて生きる。それは今すぐにでもはじめられます」毎日が「腑に落ちた日常」に変わる、最高にポジティブな60点主義のススメ。●心の余裕や機嫌のよさは「前向きな諦め」から生まれる●日々の些事をきちんとこなせば「腑に落ちた」日常になる●自分がストレスを感じない状態にすべてのことを「リ・デザイン」しよう●「移動」するだけで、毎日がかけがえのない小旅行に●毎月の「無駄遣いできるお金」は自分を楽しませる必要経費●これから一番大事にすべきは「自分」という友達60代になったからといって「それらしく振る舞わなきゃ」なんて、行動を制限する必要はありません。誰もが「面白い」と感じること、好きなことに存分に打ち込めばいいのです。若い頃を思い出してみてください。「若者らしく振る舞わなきゃ」なんて思ったことは一度もないはず。面白いこと、好きなことを懸命に追いかけていたでしょう。何歳になっても、それが当たり前の生き方ではないでしょうか。逆に言うと、60代という10年間は、悩むのがごく当たり前というか、自然なことなのかもしれません。そんな方のために、わたしの経験が少しでもお役に立てればと思います。――本文より【著者プロフィール】秋田道夫(あきた・みちお) プロダクトデザイナー。 1953年大阪生まれ。愛知県立芸術大学卒業。 ケンウッド、ソニーで製品デザインを担当。 1988年よりフリーランスとして活動を続ける。代表作に、省力型フードレスLED車両灯器、LED薄型歩行者灯器、六本木ヒルズ・虎ノ門ヒルズセキュリティゲート、交通系ICカードのチャージ機、一本用ワインセラー、サーモマグコーヒーメーカー、土鍋「do-nabe240」、湯のみ「80mm」など。2020年には現在世界一受賞が難しいと言われるGerman Design Award でGold(最優秀賞)を獲得するなど、受賞多数。 2021年3月よりX(旧Twitter)で「自分の思ったことや感じたこと」の発信を開始。2022年7月からフォロワーが急増し、10万人を超える。 著書に、『自分に語りかける時も敬語で』(夜間飛行)、『機嫌のデザイン』(ダイヤモンド社)などがある。