あらすじ先人たちは「故事成語」とどう向き合い、どう使用してきたか。国語教育的観点から、漢文教材の魅力を伝える。 「矛盾」「臥薪嘗胆」「狐借虎威」「塞翁馬」等、江戸時代の諸書を通して成立の時代背景を詳しく解説し和漢の用例を多く取り上げ、日本語としての実態に重点を置き解説していくことで、「故事成語」の教材観を深く掘り下げる。教えるヒントになるコラム多数収録。 国語教育関係者のみならず、故事成語に関心のある方にもお読みいただける本です。