いじめは悪いことだと正義感に溢れる主人公、山下かほ。そんな主人公の同級生である王偉(ワンウェイ)は学校の教師からもクラスメイトからも人望が厚く、学校一の人気者。高校に進学する前からの付き合いの彼は誰にも分け隔てなく接し、絶対周りにはマイナスの感情を見せなかった。「ワンくんってずっとあんな感じなのかな…困ってる時とかないのかな─…」…主人公は王のことを誤解していた。ある日の放課後、主人公は予想だにしない場面に遭遇する─…「小山くん!?どうしたの?こんな怪我…!!」主人公が見たのは、今まで「いいひと」だと思っていた王のクラスメイトに対する「いじめ」。正義感に溢れる主人公は、王に「こんなの許されるわけがない!」と食ってかかるも、王は主人公の追及を躱していき─……「そもそもオレといいんちょの言ってることどっちを皆信じると思う?ぶっちゃけいいんちょがコイツのこと助けたらもっとひどくなるかもよ?だっていいんちょ想像以上に皆から嫌われてるよ」主人公は王の言葉に翻弄される。そして、王に「いじめを肩代わりする」ことを提案された主人公はその提案を受け入れてしまい──……そこから、地獄の日々が始まった。※尿道プレイ/無理矢理表現/断面図/若干のいじめ描写があります。お気を付けください。※本作は堀田阿伴の個人誌作品の電子書籍版となります。【26ページ】