「逃げるなよ。オレの跡、もっともっと…つけてやる」噛みつくようにつけられたキスマーク。唇と舌で挟むように愛撫された胸の先。抑えているのに漏れだす声は、私の一番弱いところで大きくなって…。上京後、働いていた会社が倒産し出戻りすることになった香奈子は、実家である旅館“琴水館”の女将修行をさせられることに。担当することになったのは温泉付き個室を長期宿泊で利用しているお客様・土手井(どてい)。エッチで怪しいヒゲ面メガネ、この男なんだか誰かに似ているような…?突然、土手井に強引に迫られ思わず変な声が。この人、なんで私が弱いところ全部知ってるの?