兄貴は、俺とよく似ていた。性格は似ていたが、顔が似ていたかどうかは自分ではよくわからない。……そんな兄貴が死んだ。交通事故だったらしい。「光輝……私、また独りになっちゃったよ……」美苗――俺の幼なじみで、死んだ兄貴の嫁。そして、俺が好きだった女性だ。「……ねぇ、あなたぁ……私、寂しいの……私を……抱いてぇ……」酒に酔った美苗は、俺を兄貴だと思い込み関係を迫ってくる。悪いことだとは思いつつも抗うことができず、俺はされるがままに押し倒されて……。---※本作品は、原作の本文・画像等を、権利者様から許諾を頂いております。(C)どろっぷす!/アパタイト---