ジュナヴィス王国の国立図書館で司書補として働くエミリア・バーティス。
貴族である彼女がここで働いている理由は国内最大級を誇る蔵書数のほかに憧れのエドガー・ランブリオールに会えるから――。
ジュナヴィス王国白騎士団・一等騎士であるエドガーは、エミリアの兄の親友で初恋の相手でもあった。
一方、彼から見たエミリアは親友の妹にすぎず、恋愛対象になることなどあり得ない、そう思っていたのだが……?
ある日、荒々しく図書館に入ってきたエドガーは余裕のなさそうな様子で不思議な蝶を探していると言う。
そして、虹色に輝くその蝶がエミリアの前に現れたかと思うと、突然、霧散した。
蝶の粉がエミリアに降りかかった様子を見たエドガーが慌てて駆け寄ってくるも……。
既に、彼女の胸元には見覚えのない鬱血痕が浮かび上がっており、なんとその痣は淫紋だった――!?
エミリアは、そのままエドガーに抱かれ、白騎士団の寮へと連れて行かれることに。
淫紋を消すために濡れた布でエミリアの胸元を拭うエドガーだったが、彼女の身体は敏感に反応してしまい――?
「大丈夫。すべて淫紋のせいだ。思う様、乱れていい――」
エドガーに助けを求めたエミリアは、彼の力強くも甘い愛撫に蕩けさせられていく……。