あらすじ民法の「組合」と会社法の「会社」と別異に解する日本と異なり,フランスでは,多様な会社形態がすべて「ソシエテ」概念の下に整理されている.これは何を意味するのか.ソシエテ概念を手がかりに,「会社とは何か」を問い直す.日本のこれまでの会社観・会社法制のあり方にも反省を迫る,画期的な研究.