瞳の描き方によってキャラクターの表情や魅力は大きく変化する。昨今多様化する独特な瞳の表現だけでなく、ベースの色、瞳孔、虹彩部の光、ハイライト、などのディテイルの描き分けによって、人物の表情にリアリティを持させるテクニックを大公開する。漫画やデジ絵を描くとき、顔の表情を巧みにコントロールする「瞳」の描き方を、作品の世界観にマッチした表現で描き分けることにフォーカスし描くプロセスを丁寧にビジュアルで解説する。基本的な目の描き方から始まり、感情別の「瞳」の描き方(笑う、泣く、怒る、など)や世界観別の「瞳」の描き方(BL、ファンタジー、学園もの、ホラーなど)、昨今のライトノベルの挿画にも見られる多様化する「瞳」の描き方などあらゆる描き分けができるようになるテクニックを伝授する。性格、個性が際立ち、もっとかっこ良く、もっとかわいく、そんな魅力的なキャラクターを描くときに役立つ一冊になる。