あらすじ経済と社会が大きく変わり、仕事に新たな意味が求められる中、さまざまな業界や職業で労働者の組織化が起きているが、企業の多くはどう対応すべきか準備ができていない。かつてのように「従業員の組織化は企業価値を損なう」との考えを捨てず、反射的に労働者と敵対する道を選べば、大きなリスクを背負うことになる。新しい時代に必要なのは、労使間にパートナーシップを築き、そこから得られる経済的利益を分かち合い、企業と労働者がともに成長できるようにすることだ。本書では、労働組合と協働する事例を挙げながら、企業が新たなアプローチを成功させるための方法を紹介する。 *『DIAMONDハーード・ビジネス・レビュー(2023年11月号)』に掲載された記事を電子書籍化したものです。