あらすじ両親を亡くし天涯孤独の身となった根津佑馬の許に、亡父の大学時代の親友で、長野県の事業家・梶尾壮一郎の美人秘書が訪ねてきた。父親同士の約束で、壮一郎の娘が自分の許嫁だと知らされた佑馬は一路長野へ。壮一郎には21歳から18歳の女子大生三姉妹がおり、その中で最初に妊娠した女性と結婚すれば、梶尾家の事業の全権を佑馬が引き継ぐことになるという。長野の山奥に建つ大邸宅で、女たちと目眩く夏を過ごすことになった佑馬は、次第に己の欲望を解放していく――。書き下ろし長編フェチック・エロス。