『中央公論』『歴史と人物』に掲載された全論考、中公叢書の序跋文を発表年代順に集成。全2巻合本。
【収録論文】 *=単行本初収録
米国の戦争観と毛沢東の挑戦
日本外交における拘束と選択
国家目標としての安全と独立
『平和の代償』参考文献/あとがき
ジョンソン外交と“情報”の壁
核時代における国家と革命 *
柔構造社会における学生の反逆
ゲバルトの論理
解体するアメリカ
『柔構造社会と暴力』あとがき
同盟外交の陥穽
キッシンジャー外交の構造
政治的人間
多極外交における政治と経済
『多極世界の構造』序にかえて/あとがき
現代史の神話
原爆投下の決定
経済秩序における成熟時間
政治的資源としての時間
“鯨”の象徴学
日中"片面”条約の帰結
“世界秩序”の時間的構造
『時間の政治学』あとがき
モラトリアム国家の防衛論 *
ソ連脅威論のルーツ *
日本外交における“自然”と“作為”*
平和の生態系を求めて *
日本にこだわらない日本論を *
平和の公共哲学を求めて *
二十世紀と共に生きて〔最終講義〕
年譜・著作目録