イタリア料理ではないナポリタンは、どうやって日本で生まれて人気を獲得したのか?
庶民的な洋食として、多くの人に昔から愛されているスパゲッティナポリタン。
イタリア料理ではなく、日本発祥の料理であることを聞いたことがある人も多いでしょう。
親しみのある料理ですが、不思議なことがたくさんある料理でもあります。
どこか懐かしくて、レストランや喫茶店、コンビニ、食卓と、どこにでもあるナポリタンを通して、日本の食文化を再検証する一冊です。
第一章 ナポリタンの歴史―横浜から広がった戦後洋食文化
第二章 ナポリタンとイタリアンの境界線
第三章 神戸はマカロニ文化? さらなるナポリタン・イタリアン問題
第四章 ナポリタンの危機第
第五章 ナポリタンの復活~ナポリタンを止めるな~
第六章 ナポリタンを国民食へ
1976年、横浜市戸塚区生まれ。その後横浜市南区、中区で育つ。横浜発祥と言われるスパゲッティナポリタンを愛し、2009年より「日本ナポリタン学会」会長として、横浜を中心にナポリタンの面白さを発信する。ライターとしては著書に『麺食力―めんくいりょくー』(ビズ・アップロード)、その他「はま太郎」(星羊社)、『横濱建築』(TWO VIRJINS)、Yahoo!ニュースエキスパートなどへの寄稿も多数。
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