あらすじ赤ん坊の頭大の卵管がん原発巣と、左右の子宮、卵巣、腹膜への播種状の転移が発見され、47歳でがん患者となったノンフィクション作家の著者は、「がん患者としていかにして生きていけばいいのか?」その答えを求め、取材を始める。本書には、「がん患者はなにを怒り、恨むのか」「抗がん剤治療、その選択権は誰に?」「栄養学はがん治療に無力か?」――近藤誠医師ほか、がん医療に関わるさまざまな専門家との対話にくわえ、著者自らのがんとの闘いの克明な記録を収録。