【内容紹介】
だから地頭の良い子が育つ!
小中学生4万人調査で判明。
わが子が「先の見えない時代」を生き抜くために
親にできること、家庭ですべきことを
「脳トレ」の第一人者・川島隆太教授が徹底教示。
★成績上位グループに共通する睡眠法とは?
☆脳神経細胞を増やす、意外な「家庭遊び」
★難関大学合格者が「朝」にしていたこと
☆情報処理能力が高まる「食材」はこれ!
★記録力を30%高める、驚くべき記憶法が存在した
☆図解イラストで紹介、親子でできる「脳トレ」ゲーム
子どもの成績がよい“隣の家庭”は何を意識し、普段からどんな学習や遊びを実践しているのか──。子どもたちの秘めたる才能を開花させ、フルに発揮させる「脳育」のコツを教示する、親子で読みたい家庭副読本。
【著者紹介】
[著]川島 隆太(かわしま・りゅうた)
東北大学加齢医学研究所教授。脳科学者。1959年千葉県千葉市生まれ。東北大学医学部卒業、同大学院医学研究科修了(医学博士)。スウェーデン王国カロリンスカ研究所客員研究員、東北大学加齢医学研究所助手、講師を経て、現在同研究所教授。2014~2023年3月に東北大学加齢医学研究所所長を務める。人の脳活動のしくみを研究する「脳機能イメージング」のパイオニアであり、脳機能研究の国内第一人者。ニンテンドーDSゲームソフト「脳を鍛える大人のDSトレーニング」で一躍時の人に。認知症高齢者や健常者の認知機能を向上させるシステムの開発や、「脳を鍛える」をコンセプトとする産学連携活動に尽力している。2024年より宮城県蔵王町観光大使に就任。
【目次抜粋】
■はじめに 「頭のよい子」の正体
■第1章 科学的に正しい「脳育」とは
子どもの脳の発達段階とターニングポイント
人間らしい思考力は「前頭前野」がすべて
前頭前野を最も活性化させる方法は?
赤ちゃんのころから脳は「学習」に強く反応する
鍛えれば鍛えるほど、脳は複雑に進化する
計算&暗記を鍛えると、「トランスファーエフェクト」が発現する
親子で脳トレゲーム(1) 記憶力UPじゃんけん
■第2章 脳によい習慣
脳の構造さえ変える!? 「音読」&「読書」の力
幼少期は「読み聞かせ」で心が育つ
読書で「クリエイティブ脳」が育つ
数字を使った遊びを楽しむ
目と目を合わせた親子の会話で「共感脳」を育てる
成績上位グループの85%は夜10時前に寝ている
外遊びが脳の神経細胞を増やす
「モノのごほうび」より「速攻ほめる」で脳のやる気が燃え上がる
侮蔑ワードは厳禁! 脳へ「平手打ち」のダメージを与える
テレビ、動画の視聴が少ないほど言語能力が育つ
スマホの使用は1日1時間未満にする
メッセージアプリは「使わない」がベスト
勉強中にスマホは使わない
親の過度なスマホ使用は子どもの情動に悪影響
「明るい未来」について親子で会話する
親子で脳トレゲーム(2) 頭の回転UPトランプ暗算
■第3章 子どもの脳によい食事
「朝食を食べる」子の3割は偏差値65以上の大学へ合格する
朝ごはんはパンより米が脳にいい
おかずが多いほど脳活動は活発になる
成長期には鉄不足に注意する
頭の働きを高める魚は1日1食とる
一緒にホットケーキを作ると子どもの頭がよくなる
親子で脳トレゲーム(3) がまんする力がUPリズム遊び
■第4章 効率よく脳を働かせる勉強法
学習中は「無音」が大前提 音楽、テレビ、スマホはシャットアウト
脳のパフォーマンスを左右する「室温」に注意!
学習前の2分間の音読&計算で記憶力&集中力が30%アップする
親の的確な“励ましワード”で勉強を投げ出さなくなる
脳の「わかった!」回路を太くするのは「反復」
脳に記憶を定着させる「アクティブ・リコール勉強法」
テストは点数よりも「間違えたワケ」にこだわる
勉強は「まとめて一気!」より「分散してコツコツ」が高効率
目標までのステップを小さく刻むと「やり抜く脳」になる
入試前日にやるべきこと3つ
親子で脳トレゲーム(4) 記憶力がUP単語記憶ゲーム