身近な木の実をむだなく利用してきた、昔の人の知恵。子孫を残すために進化してきた、木の実自身の知恵。本書では、主としてこの2つの知恵に焦点をあてて選んだ170種の木の実たちを、写真・絵とともに紹介します。具体的には、次の4章で構成されています。 〈第1章:食生活をささえてきた木の実〉とちのき、くり、くるみ、ぶな、すだじい、こなら、くぬぎ、いちょう 〈第2章:おやつの木の実〉かき、さくらんぼ、もも、みかん、いちじく、やまぐわ、しゃしゃんぼ 〈第3章:くらしのなかの木の実〉うめ、かりん、きんかん、せんだん、さんしょう、レモン、オリーブ、はぜのき 〈第4章:木の実の旅立ち〉いろはもみじ、とうかえで、めぐすりのき、ゆりのき、あかまつ、メタセコイア ほか。本書は、小学中学年から中学生を主な対象としている「楽しい調べ学習」シリーズの一冊ですが、大人でもためになることがたくさんあり、重宝できます!