「あのさ…俺が好きなのは早苗のニオイだけじゃないからな?」放課後の体育倉庫での逢瀬、中出しの一戦を終えると早苗にそう伝えた。ニオイだけ目的で付き合っていると、彼女に思われてる気がしたからだった。顔やスタイル、性格や声も仕草も、俺は早苗のすべてが好きだ。ニオイもそのうちの一つにすぎない。そこで俺は決心した。「え…しばらくニオイ…嗅がないの?エッチも…?」「ああ 最近は会えばそればっかだったろ?」というわけで、禁ニオイ交際が始まったのだが、ここまでキツイとは…。身体が早苗のニオイに飢えていた。しかも期限を決めてなかったので、しばらくっていつまでだ!? そして十日目のコトだった。その日は休日で、早苗と私服でデートだ。「ねえ裕也君」「行きたいところがあるんだけど…」と、めずらしく早苗がリクエストしてきた。そして向かった先は…。