相原ユウキは大学の陸上部員。練習ではいい走りができるのに、いざ試合となるとプレッシャーと緊張で思うように走れないでいた。しかし半年前、コーチがメンタルトレーニングとして催眠術を取り入れてから、めきめきと成績が上がって来て「今のお前なら日本選手権を獲るのも夢じゃない」と言われるようになっていた。だが、コーチが施した催眠術はメンタルトレーニングのためだけじゃなかった。ユウキはある日、練習後にコーチに呼び出された。「用事ってなんですか?こんな使ってない倉庫で」と訊くと、「だから今からここでガッツリお前をハメ倒すんだよ」とコーチ。「……はい?」と目が点のユウキ。するとコーチは「そうだな今日は意識は残しておくか」と言って、パチンと指を鳴らした。「よし脱げ」と暗示をかけると、あらあら、ユウキ嬢、ジャージを脱ぎ始めてしまうのだった。