夜の帳が下り、飼い主が眠った頃、様々な犬が訪れる動物病院。そこで繰り広げられる人生相談ならぬ、犬生(けんせい)相談の内容とは? 「お出迎えしたら無視されました」「大切なコレクションを勝手に捨てられちゃう」「飼い主が度を超えたキレイ好きで困ってます」……犬のココロを知り尽くしたスーパー獣医師が受け持つ、“もう一つの診察時間”を大公開。
●野村潤一郎(のむら・じゅんいちろう)
1961年、東京生まれ。北里大学獣医学部獣医学科卒業。野村獣医科Vセンター院長。最新医療機器を備えたハイテク医療を行う。動物をこよなく愛し、彼らの命を救うため日夜メスを手に奮闘する、年中無休のスーパー獣医。100匹を超える動物たちと暮らし、動物全般にわたる該博な知識、高度なオペ技術には定評がある。