都会の真ん中に「怪物館」という名の不夜城あり。犬、猫、フェレット、コウモリ、アンコウにトカゲ、総勢120頭の子どもと暮らす主は、獣医師。「動物バカ」を自認する飼育と治療のスーパープロフェッショナルが巻き起こす、ミラクル・動物エッセイ。
●野村潤一郎(のむら・じゅんいちろう)
1961年、東京生まれ。北里大学獣医学部獣医学科卒業。野村獣医科Vセンター院長。最新医療機器を備えたハイテク医療を行う。動物をこよなく愛し、彼らの命を救うため日夜メスを手に奮闘する、年中無休のスーパー獣医。100匹を超える動物たちと暮らし、動物全般にわたる該博な知識、高度なオペ技術には定評がある。