組織力でつかんだセンバツ優勝。 高校野球では珍しい、コーチ陣の完全分業制を導入し、野球部のために多額の借金を背負いながらも忍耐と情熱で強いチームを作り上げた。次は夏の全国制覇をも目指す、日本一の組織論!著者は、以下のように述べています。野球同好会から始まった健大高崎野球部が、創部22年で日本一を果たしました。過去の自分、過去のチーム、過去の常識を超えていった場所に栄光が待っていました。今回の書籍のタイトルは「勝てる組織の作り方」です。創部当初からセンバツ優勝までを振り返りながら、私の考えるチームマネジメントや組織論、戦略、指導方針や理念等をお話しできればと思っています。日本一というひとつの目標は達成しましたが、自分たちを超えていく挑戦は今後も続いていきます。次なる挑戦への証として、この本を記したいと思います――本文より■目次第1章 野球同好会から野球部へ~健大高崎野球部、創部当初の歩み最初のミーティングで7、8人が退部/甲子園出場監督となっても自己破産寸前だったギリギリの日々 ほか第2章 日本一への道のり~健大高崎はいかにして甲子園強豪校へと成長していったのか「機動破壊」の看板を引っさげて、センバツ初出場でベスト4に/新チームが抱かせてくれた大きな野望~健大高崎史上最強のチームへ ほか第3章 野球との出会い~前橋商時代は4番打者としてセンバツに出場大きな影響を受けた恩師・東野威監督の情熱と厳しい指導/継続は力なり~情熱指導を継承する責務 ほか第4章 チーム作りは組織作り~社会人時代に学んだマネジメント術で「組織破壊」へ組織図から学ぶチームビルディング/組織力でつかんだ日本一 ほか第5章 私の指導論~「正々堂々」「公正公平」を胸にグラウンドに立ち続ける大阪桐蔭は超えなければならないチーム/「野球留学禁止」の議論はナンセンス ほか第6章 健大高崎、センバツ初優勝までの軌跡~公式戦黒星スタートから日本一へ公式戦黒星スタートがチームに植えつけた強い危機感/決勝・報徳学園戦~大会No1右腕を攻略し、ダブルエースのリレーで日本一に! ほか