結婚を機にキャバクラ業界と言う厳しい競争社会から退いた元ナンバーワンキャバ嬢の一条恵美利。ハートを射抜いたのは、元常連客の外資系コンサルタントの高給取りの男。こうして始まった都内一等地の大豪邸での何一つ不自由のない贅沢な暮らしだったが、キャバ嬢時代の忙しくも楽しく、かつ刺激的で、目に映るものすべてがキラキラと輝いて見えた日々に比べ、新婚生活はいたって平凡なものだった。出張も多く、朝早く夜遅いと言う夫の仕事柄、夜の生活もままならない状況に悶々とする恵美利。そろそろ子供も欲しいと考えていた恵美利は、月末に迫った結婚記念日にとびきりセクシーな下着で夫を誘惑しようと考えていた。しかし、夫の海外出張が決まったことを告げられてしまった恵美利は、抑えきれぬ性欲をオナニーに変え発散。それが、こっそり盗撮されているとも知らずに。そんな折、恵美利の家のインターホンが鳴らされるのである――。全34ページ