田宮亜紗子は四十路の専業主婦。悩みのタネは娘の大学受験だ。親友の息子である大学生の門倉涼太に家庭教師をお願いしているが、勉強ははかどっていないようだ。夫が真剣に考えてくれないのもそれに拍車をかけていた。夜の営みも拒否されて、「私が、浮気してもいいのね?」と聞いても、「好きにすれば」と言われてしまう。亜紗子は欲求不満を抱えていた。ある日、台風が近づき、天候が悪化する中、涼太がずぶ濡れで訪ねてくる。今回の勉強を中止するという娘からの連絡に気づかなかったらしい。夫も娘もいない家に涼太を招き入れた亜紗子は体がうずき始める。母親の浮気現場を目撃してしまったと悩みを告白してきた涼太を慰めると、無意識に彼のパンツに手を伸ばしてしまい……。