特殊な灰色の目を持つ大学生、根木健太郎は、バイト暮らしをしつつも、ほぼ毎日不特定多数の女の家を渡り歩くヒモ生活をしていた。そんなある日、根木は覚えのない家で目が覚める。そこは根木のバイト先の常連、アサダの家だった。今まで話したこともなかったが、どうやらアサダは眼球フェチで、根木の目に一目惚れし、我慢ならずに誘拐を企てていたと言う。馬鹿げた理由に、すぐに帰りたいことを切り出そうとするが、アサダの提案した同居の条件は、根木の理想のヒモ生活そのものだった!アサダの気持ち悪さも顧みずに、適当なノリで同居を決意した根木だったが、アサダの予想外な態度にどんどん振り回されて…※本作は藤の個人誌作品の電子書籍版となります。【61ページ】