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彼岸花が咲く島

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【第165回 芥川賞受賞作!】彼岸花を採りに砂浜にやってきた島の少女・游娜(ヨナ)は、白いワンピース姿で倒れていた少女を見つける。記憶を失っていた少女は、海の向こうから来たので「宇実(ウミ)」と名付けられた。この島では、〈ニホン語〉と〈女語(じょご)〉、二つの言語が話され、白い服装のノロたちが指導者、歴史の担い手、司祭だった。宇実は游娜 、その幼馴染の拓慈(タツ)という少年に〈ひのもとことば〉を教え、〈女語〉を教わって仲良くなるが、やがて進路を選ぶ時期がくる。「成人の儀」にのぞむ3人それぞれの決意とは――。国籍・言葉・性別などの既存の境界線を問い直す世界を描いた問題作。解説=倉本さおり※この電子書籍は2021年6月に文藝春秋より刊行された単行本の文庫版を底本としています。
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あらすじ

【第165回 芥川賞受賞作!】彼岸花を採りに砂浜にやってきた島の少女・游娜(ヨナ)は、白いワンピース姿で倒れていた少女を見つける。記憶を失っていた少女は、海の向こうから来たので「宇実(ウミ)」と名付けられた。この島では、〈ニホン語〉と〈女語(じょご)〉、二つの言語が話され、白い服装のノロたちが指導者、歴史の担い手、司祭だった。宇実は游娜 、その幼馴染の拓慈(タツ)という少年に〈ひのもとことば〉を教え、〈女語〉を教わって仲良くなるが、やがて進路を選ぶ時期がくる。「成人の儀」にのぞむ3人それぞれの決意とは――。国籍・言葉・性別などの既存の境界線を問い直す世界を描いた問題作。解説=倉本さおり※この電子書籍は2021年6月に文藝春秋より刊行された単行本の文庫版を底本としています。

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