キミはフライパンの一生を知っているか? 身近なモノの一生を社会科見学!
わたしたちに身近な “モノ”の一生を、ミキ(昴生、亜生)と山之内すずの3人が送る社会科見学エンターテインメント番組「ぼくドコ」が待望の書籍化。モノが生まれてから、わたしたちのもとに届き、消費されたのち、リサイクルされて生まれ変わるまでをビジュアルたっぷりに紹介する。
たとえば、マネキン人形は9割以上がレンタル。店から呼ばれれば、ただちに出動、同じポーズで3か月働いたのち、また別の店から呼ばれるハケン人生。ボロボロになるまで立ち続けた挙句、解体されて公園のベンチなど意外なモノに生まれ変わるのだ。
本書では、工場見学パートはもちろん、そのモノに隠された「すごい」点や使い方のコツ、トリビア的知識なども網羅。モノの「来し方行く末」を知ることで、「大量生産」「大量消費」の仕組みを変えないことには、持続可能な社会は実現しないことに気づくだろう。楽しく読み進めながら、問題を自分ごととしてとらえ、その解決策を自ら考えるきっかけとなる一冊。
対象読者:小学中学年
【ダンボールの一生】
使い終わって回収されたのち、新しいダンボールに生まれ変わるための冒険が始まる!
【ガラスびんの一生】
人々の暮らしを支えるガラスびんは、永遠に生まれ変わりの旅を続けるという
【電車の一生】
巨大車両工場でステンレスから生まれた電車車両。人々を乗せて40年、そのあとに待っていた第二の人生は?
【フライパン】
鉄のフライパンVSフッ素樹脂加工のフライパン。永遠のライバルどうしの勝負の行方は?
【スプーン&フォーク】
食事に欠かせないスプーンとフォークが何十年も長持ちする理由とは?
【マネキンの一生】
洋服店を転々とするハケン人生を送り、最後はボロボロになって再利用されるまで
【ショベルカー】
人々のために大活躍するショベルカー。解体されたあとには驚きの第二の人生が!
【セーター】
羊の毛がいくつもの工場を渡り歩いたのち、一人前のセーターに変身