連戦連勝だった零戦が徹底分析されている!? 次世代機の開発は間に合うのか
昭和17年7月9日、一機の零戦が無傷のまま米軍に発見された。その機体を回収した米軍は、総力を挙げて新型機の開発を開始する。そうとは知らない日本軍はガダルカナル争奪をめざし激闘を続けていた。だが、やがてソロモン海上空に次々とアメリカ軍の新型機が登場し、零戦は苦境に追い込まれ始めた。そんなときブーゲンビル島のブインにいた国友中尉たちに帰国命令が下った。彼らが連れて行かれたのは岐阜県各務原にある川崎航空の工場だった。そこで彼らが見たものとは!?
●菅谷 充(すがや・みつる)
1950年静岡県富士市生まれ。1971年『仮面ライダー』(原作・石ノ森章太郎)でマンガ家デビュー。代表作に第28回小学館漫画賞受賞作となった『ゲームセンターあらし』『こんにちはマイコン』など。1985年からパソコン通信を始め、87年よりNIFTY-Serveでモータースポーツ情報を発信するオートレーシング・フォーラムを主宰。1987年、パソコン通信発展に寄与したことが認められ第1回ネットワーカー大賞(株式会社アスキー)を受賞。2004年にはネットワークで通じてモータースポーツの発展に貢献したことが認められ第1回モータースポーツ大賞(社団法人日本自動車工業会)を受賞。1996~2008年まで、米国のインディカーシリーズとインディ500のテレビ解説も担当した。1994年、菅谷充名義で小説の執筆活動を開始し、『漆黒の独立航空隊』(有楽出版社)で小説家デビュー。以後、モータースポーツ小説、架空戦記小説を中心に60作以上を発表。2011年、60歳で早稲田大学大学院人間科学研究科修士課程を修了し、2013年より2021年まで京都精華大学マンガ学部教授。近著に『ゲームセンターあらしと学ぶマンガ版「こんにちはPython」』(日経BP)、『コミカライズ魂』(河出新書)など。