あらすじイノベーションが生まれない、事業変革ができない、利益率が低下し続けている──。事業最適化がもたらす組織の断片化により、必要な変化が滞るという企業変革のジレンマを、私たちはどうすれば克服できるだろうか。デビュー作『他者と働く』で異例の大反響を呼んだ注目の経営学者が、〈構造的無能化〉という独自のキーワードをもとに、今、多くの企業が直面する複雑な問題のメカニズムを丁寧に解き明かし、状況打開への道筋を示す、まったく新しい企業変革論。