あらすじ一八五一年十二月二日,大統領ルイ・ナポレオンがクーデタを起こし,翌年には皇帝につく.家族の悲劇に相次いで見舞われたゲルツェンは失意のままロンドンへ.「四八年」が日々遠のいて行く中で,革命の夢をなおも追い求める亡命者たち.支援を続けながらも,彼らを見つめるゲルツェンの目は冷え冷えとしている.(全七冊)