既刊(1巻)

捨てられた聖母と秘密の子

-
610
あなたは突然、私を捨てた――小さな命を私の中に残して。 ケイトはこれから2週間、地中海を巡る豪華ヨットに乗船し、アシスタントドクターとして働く予定だ。独りで育てる幼い娘を連れて。娘にあらゆるすばらしいものを見せ、体験させてやりたかった。楽しい旅になると期待に胸を膨らませていた矢先、急患が発生する。すばやく処置を施そうとしたケイトが周囲に協力を頼んだとき、聞き覚えのある声がし、思いも寄らぬ男性が現れた――デヴィッド!いいえ、それは偽名。彼の正体は、さる国の王子ダヴィアン・デ・ロロソ。私に一般人と信じこませたあげく、ある日忽然と姿を消した不実な元恋人。彼がいなくなった直後、身ごもったことに気づいたのだった……。そのことを、娘と同じ黒髪に空色の瞳の彼に秘密にしておけるだろうか? ■愛娘にすてきな思い出を作ってやりたかったのに、まさか今までそばにいなかった父親に会わせてしまうことになるとは! 家庭を捨てた父と苦労する母を見てきたケイトは、不誠実な男性とはもう関わりたくありませんでしたが、昔と同じ熱い想いが湧き上がり……。
610
捨てられた聖母と秘密の子

捨てられた聖母と秘密の子

610

捨てられた聖母と秘密の子の他の巻を読む

既刊1巻
1 / 1

通知管理

通知管理を見る

捨てられた聖母と秘密の子の作品情報

あらすじ

あなたは突然、私を捨てた――小さな命を私の中に残して。 ケイトはこれから2週間、地中海を巡る豪華ヨットに乗船し、アシスタントドクターとして働く予定だ。独りで育てる幼い娘を連れて。娘にあらゆるすばらしいものを見せ、体験させてやりたかった。楽しい旅になると期待に胸を膨らませていた矢先、急患が発生する。すばやく処置を施そうとしたケイトが周囲に協力を頼んだとき、聞き覚えのある声がし、思いも寄らぬ男性が現れた――デヴィッド!いいえ、それは偽名。彼の正体は、さる国の王子ダヴィアン・デ・ロロソ。私に一般人と信じこませたあげく、ある日忽然と姿を消した不実な元恋人。彼がいなくなった直後、身ごもったことに気づいたのだった……。そのことを、娘と同じ黒髪に空色の瞳の彼に秘密にしておけるだろうか? ■愛娘にすてきな思い出を作ってやりたかったのに、まさか今までそばにいなかった父親に会わせてしまうことになるとは! 家庭を捨てた父と苦労する母を見てきたケイトは、不誠実な男性とはもう関わりたくありませんでしたが、昔と同じ熱い想いが湧き上がり……。

捨てられた聖母と秘密の子のレビュー

まだレビューはありません。