あらすじ貞淑で慈愛に満ち献身的、清潔で若々しく、優雅に振る舞う……。近代社会において〈女らしさ〉はどのように規範化され、いかに共有されたのか。フランスの文学・絵画表現からモード、礼儀作法書まで「見られる女/見る男」の変遷を辿り、歴史空間のなかで規制されてきた女性の身体を浮き彫りにする。新章を書き下ろした増補改訂版。図版63点収載。