五年間、異母姉の身代わりに残虐王の後宮へ送られ、官女の一人として下働きを続けていたレイラ。
そんなある日、反乱が起き、後宮に武装した兵士たちが乗り込んできて――?
恐怖に駆られたレイラは逃げ出すのだが、首謀者である麗しい青年・セリムに見つかってしまい……!?
新たなスルタンとなったセリムに、レイラは娶られることに……。
寝室に連れられたレイラだったが、セリムは彼女が偽物の寵姫であることをなぜか知っていて――?
「これから、お前は俺のものになるのだ」
セリムの甘く執拗な愛撫にレイラの身体は蕩けさせられていく――。
自身を庇護してくれるセリムに、彼女は次第に深い安らぎを感じてしまい……?