あらすじこの"運命"があるなら、 もう独りじゃない 運命が視える少年と、運命を裁てる少女。 指先から伸びる“糸”の先に待つ運命とは―― ハワード王立学園に通うアレックス・ヒューバートはある日突然、“運命の赤い糸”が見えるようになる。 どうやらこの糸は、周囲の人には見えていないらしい。 そんな中、学園で“赤い糸”をハサミで切っている少女に出会う。彼女は、 伯爵令嬢のサラ・クローリア。 「邪魔だったから切ったの。文句ある?」と言い放つ彼女は、 恋人たちの仲を斬り裂く“破局の魔女”と恐れられていた――。