■コミックイラストを描きたい、ビギナーの方にオススメの1冊■
本書は、まったくの初心者が、魅力的な女の子を描くために必要なデッサンの技術や知識を学べる技法書です。
第1章はトレースから入ります。トレースは意外と難しく、ビギナーが間違えやすいところを徹底的に解説します。
第2章は模写で、構図を立体的に理解する「立体視」と、座標と比率で形を割り出す「平面視」の2つの方法を紹介します。
第3章では、その「平面視」的アプローチで多くの漫画技法書ベストセラーを生んだ伊原達矢氏の人体ゲージ、伊原メソッドを掲載しています。
第4章は「立体視」についての解説です。
第5章では、実際に一枚の絵を描き上げていく手順を今までの説明を取り入れて丁寧に解説しています。
第6章では、扉絵の描き方を解説します。ガールズコミックのメインテーマである、出会い期・恋の始まり・ラブラブ期・すれ違い・対立期・再会・愛の始まりなど、さまざまな恋愛シーンを、1枚の絵で表現していきます。
カラーページでは、「漫画キャラ」のイラスト展開の最終到達点として、デジタル着彩の基本を学ぶことができます。
※本書は、2014年刊行『初めて描く人のための漫画キャラデッサン』に、第6章(16ページ)を追加した増補改訂版です。