「野村再生工場」の“一番弟子”が、
黄金バッテリー時代から約50年間、
最も近い距離から見た「とっておき」の秘話が満載!
誰も書けなかった「知将」の素顔と「あの事件」の真実!
江本孟紀×江夏豊 2万字対談を収録!
なぜ、プロ野球は「野村克也」抜きには語れないのか?
1973年、僕は南海ホークス2年目にリーグ優勝を経験する。
キャッチャーはもちろん野村克也。
そして、のちに“野村再生工場の第一号”などと呼ばれるようになる。
僕の中には“自分の球を受けてくれた仲間”という
ピッチャー特有の意識が野村監督に対していまも生きている。
さあ、そんな思いで野村克也を解体してみたいと思う。(「はじめに」より)