バスケットボールを科学的にアプローチするとともに、練習方法も提案!
ポイントとなる動きが動画で見られる!
研究論文+実践ドリルでバスケスキルが一気にレベルアップ!
近年、バスケットボールでは多くの戦術が生まれ、同時にそれらを解明した論文が発表されています。しかし、研究者達がいかに現場に有益な研究成果を発表しようとも、指導現場で活かされなければ、プレーヤーのパフォーマンスを向上させることはできません。
本書ではバスケットボールに関する研究成果をコーチやプレーヤーにも理解できるように解説するとともに、研究成果をもとにした練習方法も提案していきます。さらに、本書に掲載されているトレーニングのポイントは、QRコードから動画で見ることができます。
【本書の内容】
●PART1:個人のオフェンスメソッド
1on1のドライブで得点を獲得する
フローターショットでビッグマンをかわす
効率よくショット成功率を高める
ターンオーバーを減らして勝つ
次に求められるジャンプによって着地を変える
●PART2:チームのオフェンスメソッド
ノーマークであれば積極的に3ポイントショットを放つ
ゴール付近にボールを侵入させてショット成功につなげる
プレー中の視線をコントロールする
日本代表に求められるパス能力の進捗
●PART3:スクリーンプレーのメソッド
ハンドラーとしてピック&ロールを極める
一瞬のチャンスを見逃さずにパスを通す
●PART4:フィジカルと判断力のメソッド
判断力を向上させてパスミスを減少させる
バスケットボールのリズム感を磨く
カオスな状況から素早く動き出す
怪我のリスクを下げてパフォーマンスアップ
◎監修:桶谷 大
1977年京都府出身。琉球ゴールデンキングスヘッドコーチ。京都府立朱雀高等学校卒業後にコーチング留学のため渡米。2008年、琉球ゴールデンキングスのヘッドコーチに就任。2008-09、2011-12シーズンとbjリーグで2度の優勝を果たす。2021 年に再び琉球ゴールデンキングスのヘッドコーチに就任し、2022-23シーズンには琉球をB.LEAGUE初優勝に導いた。
◎著者:小谷 究
1980年石川県出身。流通経済大学スポーツ健康科学部スポーツコミュニケーション学科准教授、日本バスケットボール学会理事、日本バスケットボール殿堂『Japan Basketball Hall of Fame』事務局。2003年、日本体育大学体育学部体育学科卒業。日本体育大学大学院博士後期課程を経て博士(体育科学)。専門はバスケットボールの戦術研究。大学ではコーチング学の授業を担当している。