起業家の理想を実現するためには、目指す世界を共に信じて、自分事として行動し、覚悟をもって形にしていく実行者たる存在が不可欠だ。本書では、株式会社わかさ生活のナンバー2として創業社長を支えてきた著者が、すでに強いリーダーが率いる会社で仕事をしている人や、近い将来、そのような会社の幹部人材として機能していきたいと願う人に向けて、熱狂的なリーダーに伴走する際の心意気を一冊にまとめた。著者は「経営者は24時間365日休みなく働いている。凡人たる我々は、そうはなれない。ならば、 私は最高の2番手でありたい」という。これは、ビジネスの世界で強くしなやかに生き抜く「ビジネスアスリートとしての在り方と、人としての在り方」でもある。