チャールズ一世はついにクロムウェルの手に落ちる。ダルタニャンらは結束して国王奪還に奮闘するが、種々の画策も功を奏さず、モードントによって国王を処刑される。ダルタニャンはモードントに決闘を迫るが、果たせず、フランスへ帰国する決心を固める。だが執念深いモードントは4人の乗り込んだ「稲妻号」爆破を企む。危機一髪で難をのがれ、モードントの息の根を止めるアトス。帰国した銃士らはマザランによって再び危難に陥るが、知略によって逆にマザランを捕え、太后にも自分らの要求を受諾させる。フロンドの乱はついに収束にむかう。ダルタニャンは銃士隊長に昇格し、ポルトスは男爵に叙せられ、アトスはラウルをダルタニャンに託して自分の領地に戻り、アラミスは恋人のところへ帰った。再会がいつのことになるのかは誰も知らなかった。