梅樹家の令嬢・かおりは、美人でクラス委員、高嶺の花だ。しかも強烈なフェロモンの持ち主で、クラスの男たちや教師さえも魅了してやまない。しかし、ただひとり、ブ男の“としあき”だけは無関心だった。その日、かおりに袖にされたクラスのモテ男“たちばな”の八つ当たりで、“としあき”はかおり嬢の靴を汚してしまった。弁償しろと迫るかおり嬢は“としあき”の家までお金を取りに行くことに。しかし“としあき”の部屋は凄まじい臭いがした。吐きそうなくらい臭い。しかしなぜか、かおりの胸は高鳴ってきた。「ダメッ高揚しているこの気持ちが抑えられない…」“としあき”の体臭に、かおりは惹きつけられしまったのだった。