7年前の就職の面接の時に巴菜の緊張をほぐしてくれた池尻。その時からずっと巴菜は彼に惹かれていた。その後、無事にふたりとも面接を通り同じ会社に就職。しかし、部署は遠く離れてしまったせいで、関わる機会はほとんどなかった。そんな中、ひょんなことから池尻の電話対応の練習につき合うことになった巴菜。初めて一緒に長い時間を過ごすことで、巴菜の池尻にたいする想いは深まっていく…。しかし、池尻の電話対応が上達した事で、ふたりで過ごす時間も終わりを告げてしまった。また距離が離れたことで、なかなか話をする機会もなく落ち込んでいた巴菜は、仕事でとんでもないミスを犯してしまう。そんな巴菜のピンチの場に現れたのは池尻だった…。