始めから最後まで
菊丸の感情はずっとフワフワして見えたし、くにさんはほぼ無表情でつっけんどんで何を考えているのか分からないし、アクの強いマヤや何人もの女性が登場するわで、ラストまで、どういう締め方になるのかが分からない漫画だった!
単行本化するにあたり、加筆・訂正多々されたそうで、上下巻とも200頁以上に渡る、確かに難しいお話を描き切って下さったんじゃないかな。そのお陰で読者はラストまで飽きずにお付き合いできたんだと思います。
菊丸とくにさんが、少なくともお互いの前では隠し事の無い本当の自分でいられるようになって、きっと幸せになれるだろう未来を信じられます。